チャートを見てみると、たくさんのローソク足が波を打つように上下へ動い
いているのを見ることが出来ると思います。
そしてそれらの波に傾向を見て取ることができます。この傾向をトレンドと
言い、その相場の方向性を示しています。
例えば波が少しずつ下値を切り上げながら上昇していれば、それは上昇トレ
ンドにあると見ます。
実際の取引ではこのようなトレンドを見極めて、売買のポイントを探してい
くことになります。
またトレンドを読むための最もポピュラーな指標が、「移動平均線」です。
これは15日移動平均線なら、15日間の終値を平均化してチャート上にグラフ
表示したものになり、またより長期的な25日、更に長期な90日などの移動平
均線もあるので、傾向を見たい期間に合わせて使い分けていきます。
移動平均線によって売り買いのポイントを探ることも可能で、グランビルの
法則によるシグナルが一般的です。
移動平均に対して下から上にローソク足が抜けたら買い。
移動平均に対して上から下にローソク足が抜けたら売り。
移動平均線に対して上下にローソク足が大きく離れすぎた場合や、上昇基調
にある移動平均線に上から触れて反発したら買い、或いは逆に下降基調にあ
る移動平均線に下から触れて下降したら売りという手法は、上昇トレンドの
押し目買いや、下降トレンドの戻り売りのポイントとなります。
移動平均線を利用した売買シグナルは基本となり、この他にも代表的なもの
でRSIやMACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンド、一目均衝
表など、様々なツールがあります。
これらのたくさんある分析方法は、どれが一番良いといったことではありま
せん。自分の取引に合うかどうかが一番大切で、それぞれのシグナルは売り
と買いの、両方のシグナルを出すことも少なく無く、多過ぎる分析ツールは
判断を鈍らせ、混乱してしまうこともあるので、取引を行う中で適切なもの
を選択していきましょう。